虫歯(う蝕症)とは3

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虫歯(う蝕症)とは3

H虫歯(う蝕症)とは3

乳歯の虫歯

子供が虫歯に掛る率は非常に高く、1歳児では全体の約10%、2歳児で約40%、3歳以上になると70%の子供にみられます。これは、乳歯は永久歯に比べて有機質が多く、酸などの化学的作用の影響を受けやすいからとされています。また、子供は糖分が多く含まれる食べ物を好んで食べる傾向が高く、糖分を多く含んだ食べ物は歯に付着しやすく、特に溝の形が複雑な奥歯(乳臼歯)などに糖分や歯垢が溜まりやすいからです。その他にも、幼児は自分で充分なブラッシング(歯磨き)を行うことが出来ないのも原因の1つとなります。

 乳歯の虫歯は

①急速に進行しやすく、すぐ歯髄まで侵され炎症をおこしやすい
②同時に多数の歯が虫歯になりやすい
③歯の側面に虫歯が出来ると、隣り合っている歯も虫歯になりすい
④自覚症状がはっきりせず、どの歯が痛むのかを特定しにくい
⑤成人と比べ、アゴや口、歯自体が小さく治療が難しい

といった特徴があります。また、子供の虫歯は大人に比べて急に歯茎が腫れたり熱を出すことも多く、歯髄炎から顎骨の炎症を引きおこす場合もあります。

乳歯の虫歯予防

毎食後、必ず歯を磨く習慣を付けることが大切ですが、幼児は正しく歯をブラッシングすることができませんので、あとで家族の人が複雑な乳歯の溝を丁寧に磨いて補ってあげることが必要です。

一般的な予防法として、歯の表面にフッ素を塗布し、歯が酸に侵されにくくするフッ素療法や、奥歯の溝をプラスチック樹脂で埋めるフィッシャー・シーラントという虫歯の予防法もありますので、歯科医院に相談してみてください。

最近は、子供の歯科治療を専門に行う小児歯科歯科医院も多くなり、幼児期から虫歯の予防に力を入れている歯科医院が多くなりましたので、家族皆さんで虫歯予防を行いましょう。

歯の修復

歯の欠けた部分の修復法は、その程度により大きく3つに分けられます。

軽い欠損(インレー):小さな欠損部分に金属などを詰める治療
   
材質:金属(パラジウム合金)、セラミック
中程度の欠損(アンレー):欠損部分の形を作り接着する治療
   
材質:金属(金、パラジウム合金)、セラミック
欠損が大きい(クラウン):欠損した歯の根管に薬を詰め、土台を作り、その上に人工の歯をかぶせる治療
   
材質:金属(金、パラジウム合金)、セラミック、ジルコニア(陶材)