ひどい肩こりに悩まされていた女性Aさんの場合
この女性は虫歯の治療でご来院いただきました。
首にチタンネックレスを巻いているのが見えたので効果を聞いてみると、全然効かないとのことでした。詳しくお話を伺うと、ひどい肩こりに悩まされているとのことだったので、噛み合わせの治療をお勧めしました。
マウスピースをお作りすると、すぐに楽になりました
マウスピースをお作りすると、すぐに楽になり、とても喜んでいただきました。特に朝起きたときの不調がなくなったというお話でした。それから何度か通っていただいてマウスピースの調整を続け、噛み合わせ治療は順調に進みました。
それで最終段階の矯正治療をお勧めしたのですが、ご本人はどうしても嫌だとおっしゃいます。その理由を尋ねてみると、マウスピースを手放すのが怖いというのです。矯正治療が始まると、マウスピースの使用は終了します。そのため、肩こりが再発するのが怖かったんです。
現在、矯正歯科治療を行なっております
このままマウスピースを利用していても、根本的な治療にはなりません。そのことをお話し、ようやくご理解いただいて、現在、矯正治療をはじめています。矯正治療では裏側矯正ではなく、表側からの矯正装置を利用しています。
めまいで職を失いかけた男性Bさんの場合
この方は自動車を運転する仕事をしていた40歳の男性です。ある日、突然ひどいめまいに襲われ、運転ができなくなったそうです。めまいの専門医に相談し、薬を飲むと少しは改善したそうですが、完治には至りませんでした。
この男性は以前から虫歯の治療で当院にご来院いただいている方でした。首の筋肉の張りがひどかったので先ほどのお話を伺ったのですが、すでに事故の危険があるので運転はさせてもらえず、いよいよ職にあぶれるかもしれないと危機感を抱いていました。
マウスピースでめまいが改善されました
そこで噛み合わせ治療のお話をし、マウスピースをご利用いただきました。するとめまいは劇的に改善され、薬も飲まなくなったそうです。しかも、車の運転も再開し、クビの心配もなくなったとのことでした。
しかし、その男性はマウスピースを取るのが不安になり、四六時中口の中に入れていたため、噛み合わせが大きくズレてしまったんです。マウスピースの影響で一点でしか噛むことができなくなり、ご飯もうまく食べられない状態が続きました。
矯正歯科治療に挑戦中
それでご本人と相談し、矯正治療に踏み切ることにしました。現在はめまいもなくなり、首の張りも改善されています。